国際会長テーマ
ライオンズクラブ国際協会 国際会長 ウィンクン・タム
国際会長スローガン
2011年~2012年度ライオンズクラブ国際協会333-B地区

一人ひとりが違いをもたらすことができることを信じるのです。ライオンズとして結束した時、世界全体を変えることが可能であることを信じるのです。誰かの人生、あるいは世界を変えることは、私たち一人ひとりから始まることを信じるのです。

ライオンズのメンバーとして私たち一人ひとりは一滴の水にすぎませんが、結集すれば世界一力強い奉仕の大海となります。

黄河は世界第7番目に長い川で、その長さは5,464kmにも及びます。中国北部の文明を生みだし、何百万もの人々に繁栄をもたらしてきた黄河は、「中国文明のゆりかご」とも呼ばれます。これほどの大河であっても、バヤンハル山脈の高地を水源とし、ちょろちょろとわき出る滴りとしての謙虚な始まりがあります。それが北西へと流れるにつれ力を増し、それから北東へと流れ、南へ曲がり、そして最後に東へと七つの省を通り抜けながら1億2千万を超える人々を支えています。

このような大きな力のあるものが極めて小さなものから始ることは驚くべきことです。

ライオンズクラブ国際協会の始まりもつつましいものでした。私たちの創始者メルビン・ジョーンズと数人の仲間が最初の水滴となり、94年後の今日、世界を変え、何百万という人々に恩恵をもたらしてきたのです。

国際会長ウィンクン・タム

信じる

メルビン・ジョーンズは、あらゆることを可能とする優れたものを一つ持っていました。信じたのです。そのときすでに、「思うこと」と「信じること」の違いが心の持ちようであることを知っていました。

私にとって、信じるということと思うということは違います。なぜならば、信じるということに下記の三つのカギとなる要素があるからです。

・勇気・決意・行動

ライト兄弟が始めて試みた飛行に失敗したように、たとえ初めは失敗したとしても、強い信念がありさえすれば、他の人々が不可能だと思ったことをやってみようという勇気がわきます。次に、繰り返し何度も試し、他者にもそうとする気を起こさせる決意が必要です。そうしたら最後は行動をおこさなければなりません。さもなければたわいない夢想として終わってしまいます。

こうした資質ゆえにメルビン・ジョーンズは一滴のアイディアを、世界を変え得る川にすることができたのです。ジョーンズは社会に還元することの意義に対する信念と、一人ででも違いをもたらすことができるのだという信念の下に、一つの文化をつくりだしました。恵まれぬ人々に奉仕する組織を作るという自らの考えを信じ、勇気をもってそれを追求し、組織を成功させることを決意し、そしてすべてを結実させるために必要な行動を取ったのでした。1917年においてさえもメルビン・ジョーンズは、会員が一人加わるごとに、そしてライオンズの存在する地域が増え、その過程で何百万もの人々に奉仕を提供するごとに、私たちが力を増すことを知っていました。

世界的な奉仕組織へと育つこととなる一粒の種に最初の一滴の水が息吹を与えてから94年経った今日も、ライオンズクラブ国際協会は発展を続けています。発展への道は一世紀近くの間に四方八方へと広がっていきました。しかし一つ変わらないままのものがあります。それは、「われわれは奉仕する」ということ。

私は、ライオンズが他のいかなる奉仕団体にもまねできないほどの違いをもたらしていると信じています。私たちのモットー「われわれは奉仕する」を信じています。そして、思いやりの心と奉仕で結ばれている世界中のライオンズの皆さんを信じています。ボランティアという絆で結ばれた一つの家族として私たちは、社会奉仕のグローバルリーダーであるライオンズクラブ国際協会を成しています。

今年度私は、ライオンであることの真の意味を信じ、一人ひとりのライオンが違いをもたらすこと、そして力を合わせれば想像以上にさらに大きく世界を変えられることを信じるようすべてのライオンに呼び掛けています。

私は自らが信じていることに基づき、今年度次の三つの特別な目標への展望を設けました。
■家族同様に仲間の会員と接することにより会員を増強及び維持
■100万本の木を植えるという特別なキャンペーンを推進力に、新たな高みへと私たちの奉仕を拡大
■私たちが行なっていることすべてに、これまで以上に多くの若者やレオを参加させることで、ライオンズの未来を構築

力を合わせ私たちは、世界中にあふれんばかりの奉仕を行い、前進していくのです。

「自分が行なっていることは正しいのだと信じられないでいてどうやって他者にやる気を起こさせられるのでしょうか?」-ウィンクン・タム
国際会長ウィンクン・タム

2011~2012年度国際テーマのハイライト: I BELIEVE ~ 信じる
2011~2012年度、各地区は、家族同様に仲間の会員と接し、会員がもたらす力を信じ、会員増強に向けて行動を起こすよう奨励されます。私たちは新たな高みへと自分たちの奉仕を拡大していくことの重要性を信じ、必ず成功させるのです。その推進力となるのは、100万本の木を植えるという特別なキャンペーン。これまで以上に多くの若者やレオを私たちライオンズが行っているすべてのことに参加させることで、私たちの未来をしっかりと築いていけることを信じます。一人ひとりが違いをもたらすことができることを信じるのです。ライオンズとして結束した時、世界全体を変えることが可能であることを信じるのです。ひとつの人生、あるいは世界を変えることは、私たち一人ひとりから始まることを信じるのです。2011~2012年度、私たちは以下をする必要があります。
奉仕を信じる
私たちは他の奉仕団体にはまねのできない違いをもたらしています。私たちのモットー「われわれは奉仕する」を信じましょう。そのために私たちは以下のことを行っていきます。
  • グローバル奉仕実施キャンペーンに引き続き積極的に参加する
  • 植樹をクラブや地区の活動に組み入れるよう奨励する
  • 植樹の本数を毎月ライオンズクラブ国際協会に報告し、「I planted a tree(植樹をしました)」と記されているバッジをつけて、私たちが行っていることへの誇りを示す
クラブ会員を信じる
ライオンズの組織の力はクラブの中にあり、ライオンズの会員がクラブの基礎を成します。だからこそ、以下を通じて会員を育てることを優先事項とします。
  • 効果的な会員オリエンテーション
  • 入会初日から会員を参加させること
  • 話すことより聴くことを重視するクラブ指導者
  • 奉仕を通して固い絆を育み、互いを家族のように扱うこと
  • 「マイ・クラブ、マイ・ファミリー」プログラムの推進
レオはライオンズから派生した家族の一部です。ライオンズ家族の奉仕でレオの意義を高める時が来たのです。そのために私たちは以下のことを行っていきます。
  • レオ変換プログラムを強化しレオを参加させることで、レオの物の見方について知り、アイディアを引き出し、レオのニーズについて理解を深める
  • 韓国・釜山における国際大会でレオ/ライオン会議を開催する
奉仕と会員への献身の意をたたえるため、「ビリーブ・イン・サービス(奉仕の力を信じる)」や「ファーストビリーバー」といった賞を含む、様々なアワードに関する詳しい情報が提供されます。
明るい未来づくりを信じる
ライオンズクラブ国際協会は長い間、子どもや若者への奉仕に力を注いできました。ライオンズのプログラムは成長していく過程をより前向きな経験とするものです。私たちが手助けする子どもはどの子も責任感が強く、思いやりのある大人に成長するでしょう。若者を引き入れるために、私たちは以下のことを行っていきます。
  • ライオンズクエスト・プログラムを振興し、世界中の青少年に不可欠なライフスキルを教える
  • 前向きな自己イメージを持たせ、自信をつけてくれる青少年活動を拡大する
  • ライオンズに児童や若年成人の模範となるよう奨励する
  • 世界中の教育、保護施設、保健におけるニーズの充足を続けていけるよう、「ライオンズ児童奉仕」プログラムに対する認識を高める
リーダーシップを信じる
ライオンズクラブ国際協会には優れたリーダーがいます。指導力育成はライオンズに入会したその日に始まるべきことです。リーダーとなる可能性のある人を見極め、育てていくため、私たちは以下のことを行っていきます。
  • 会員の研修の必要性に耳を傾け、成長への機会を提供し、グローバル指導力育成チームによる支援を通じて指導にあたる
  • 「ライオンズ基礎メンター・プログラム」の使用を推進・奨励する
  • クラブ役員とゾーン・チェアパーソンを対象とする実用的な実務研修を実施する
  • オンライン研修資料や研修コースの活用を奨励する(リーダーシップ情報センター/ライオンズ学習センター)
  • 指導力育成の機会について、会員に伝える
  • 現地およびライオンズクラブ国際協会の研修プログラムへの参加を奨励する
より良いイメージづくりを信じる
奉仕と効果的なPR活動は切り離すことができません。インターネットやソーシャルメディアは、私たちが仕事をし、ライオンズ内外と触れ合う方法に大きな影響を及ぼしています。今年度、私たちはクラブと地区にウェブサイトだけでなくフェースブックのページも設けるよう奨励していきます。
社会への還元を信じる
ライオンズは奉仕をするだけでなく、自己の財源を分け与えます。私たちはLCIFへの支援を強調し、増大させる必要があります。これを成し遂げるため私たちは以下を行っていきます。
  • LCIFの各種プログラムと、それらが一人ひとりの人生に及ぼす影響について理解を深める
  • クラブおよび個人からのLCIF献金を推進する
  • 献金とPRにおいて複合地区および地区のLCIFコーディネーターと連携する
国際テーマ「I BELIEVE ~ 信じる」は、地区内ライオンズやクラブに、自らの信念を身をもって示すため、勇気を出して決意を固め行動を起こすよう呼びかけるものです。こうした行動によって、ライオンズクラブの奉仕のネットワークを信じる力が形となり、現在そして今後、世界中にインパクトを与えるのです。
ライオンズクラブ国際協会会長 ウィンクン・タム
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